みなみ 美ら/宝物
先月、お気に入りの腕時計が居なくなってしまいました。
その子は、あるショッピングモールで開催されていた、[鉄道忘れ物市]で出会った子でした。
手にした瞬間、凄く自分にしっくりきて、一目惚れ……即購入!
自分のお金で、初めて買った時計…そのことも嬉しくて、毎日身に着けていました。
----しかし先月、忽然と消えてしまったのです。
きっと、どこかで落としてしまったのだろうとは思うのですが、落とした記憶も感覚が一切ないので、私の中では、消えてしまった…居なくなってしまった…という言葉が一番しっくりくるんです。
そして、思い返すと…購入した後から、さらけ出せるようになったり、ボイスサンプルが録れたり……色々な事が好転し始めていました。
なんか、あの子が良い方向に導いてくれていた気がしました…
でも、居なくなってしまった…
「あぁ、きっともうお役目が終わって…後は、一人で頑張れって事なんだな」
探しても見つからなかったので、そう自分で納得したものの……なかなか、代わりの腕時計を着ける気にもなれず、ずっと左腕が寂しい状態で過ごしていました。
そうしたら、昨日…驚きの出来事が…
授業中おもむろに、冬馬さんがギフトバックが入った袋を私にくれました。
中身が全く想像出来ず、ドキドキしながらギフトバックを開けたら…
私が失くした物と、色も形も全く同じ腕時計が、出てきました。
すぐに、状況が理解出来ず、しばらく放心状態。
冬馬さんに、どうやって見つけたのか尋ねると……わざわざ、[鉄道忘れ物市]の開催場所を調べ、電車で1時間以上もかかる場所まで、同じ物があるか探しに行き、買ってくれていた……とのこと。
もう嬉しくて、とても嬉しくて……号泣。
泣きながら、何度も「ありがとうございます」を言いました。
失くす前も、大切な時計でしたが……更に大切な時計になりました!
私にとって、一生の宝物です。
スポンサーサイト
コメント
感動します
優しすぎではないですか( ̄∀ ̄)ほんわかします~♪良かったですね♪
コメントの投稿
トラックバック
http://allure2013y.blog.fc2.com/tb.php/99-ce1bc9ea