冬馬由美 : 国語力
突然ですが皆さん、日本語は得意ですか?
テレビやYahooニュースを見た方はご存知かも知れませんが…今、日本人である私達に国語力が問われている様です。
正しい言葉の意味を知らなかったり、敬語・尊敬語・謙譲語…などを的確かつ適切に使えなかったり…と、勿論、私もまだまだ勉強中ですから、偉そうなことは言えませんが(^_^;)
でも……問題なのはここから!
昨今の10代や20代の若者たちは、『自分の気持ちを相手にきちんと伝えられない』と感じているらしいのです。
ブログを読んで頂ければ、お分かりだと思いますが…弊社の新人たちも、もれなく当てはまりますし、専門学校の講師として接している生徒たちにも言えることです。
まず、語彙力がない!
…故に、自分の気持ちを現す言葉が見つからないのでしょうね。
そして、構文力がない!
…思いついた事から話し始める。もしくは、時系列に沿ってダラダラ話してしまうから、本題を見失ってしまいます。
更に悲しいのが、理解力がない!
…一番の要因は、人の話を聞いたつもりでいることですね。
『聞いていたつもり』・『分かっていたつもり』…必ずこの様な答えが返ってきます。
インターネットやテレビを通じて、毎分…いえ毎秒ごとに更新されていく情報は、目まぐるしいスピードで流れて行きます。
その、膨大な情報量の中から自己の価値観で取捨選択をして、適切に処理をする事は、ある意味技術なのかも知れませんが…なんとも切ない限りです。
だって…自分が感じたり、考えたりしていることなんですよ。
それを、言葉にして伝えられないなんて…。
当たり前に使いこなせている“つもり”の日本語に対して、きちんと意識をして向き合って欲しいと思います。
特に、声優を含め“表現者”を夢見て、目指している人たちは・・・・って、ここに踏み込むと、さらに話が長くなりそうなので、また改めて。
日本語。
それは難しいけれど…繊細で豊かで美しい言葉なのですから……。
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