沢山吸収したいです by.立佳
先日、「第二回りえちゃん・かっちゃんのやらんのか〜い!」でご一緒させていただいた三好りえさんが出演されているイベント
『第3弾 近藤佳奈子と三好りえ~お騒がせへんてこ学園!祝☆近藤佳奈子誕生祭‼︎』
を観に行ってきました!
三好さん、近藤さん、そしてゲストの真田アサミさんなど…
プロのお仕事をされている皆さんのトークもとても勉強になりましたし、ライブコーナーも客席一体となって盛り上がれてとても楽しかったです♪♪
そして…何より私が感動したのが朗読のコーナーでした!
私もやらんのか〜い!で朗読をさせていただいたところなので…
実際に皆さんが朗読をされている姿や、キャラクターになっていく姿を見て、とても刺激を受けました。
こういった機会は本当に貴重だと思うので、体感出来るもの、吸収出来るものを大切にしていきたいと思います。
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尼寺へ行け by.立佳
今月観てきたお芝居のお話を少しさせていただきたいと思います。
6月の上旬に…岡田将生さん主演のハムレット観てきました。
「ハムレット」は蜷川幸雄さん演出、藤原竜也さん主演のものを舞台で観て以来。
蜷川さんの独特の世界観とは違い、サイモンさんの演出は現代風に感じ、とても新鮮でした。
特に「ハムレット」という作品で、女性の登場人物はオフィーリアとガートルード(と劇中妃)という固定概念があったので、ギルテンスターンなど、男性としての設定が多いキャラクターを女性にしたというのは新鮮でしたし、
確かに原作で(河合祥一郎さん和訳の本しか読んでませんが)男性か女性か名言してない!と気付かされました(笑)
ハムレットで1番有名な台詞と言えば
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」だと思いますが…
私が好きな台詞は
ハムレットがオフィーリアへ言い放った「尼寺へ行け!」(こちらもかなり有名ですが)と
ハムレット死後、ホレイシオが呟いた「気高きお心が崩れてしまった…」なのですが…
どちらも本っっっ当に切なくて、とても心に響きました。
特に「尼寺へ行け」はハムレットが気が違ったふりをして、ヒロインのオフィーリアへ言う台詞ですが、何度か繰り返し言うなかで1番最後(少し台詞が違い「行け、尼寺へ」ですが)はハムレットの本心から言っているように聴こえて…そこが凄くグッときました。
また、黒木華さんの狂気のオフィーリアが、「本当に何をするかわからない」という不安に駆り立てられる空気感を持っていて、それを肌で感じられたことを、とても幸せに感じています。
あんなに苦しそうで、でもとても幸せそうなオフィーリア…
そのアンバランスさがとても素敵でした。
実は私、
岡田さんの初舞台である「皆既食」という舞台も観に行ったことがありまして…
そこで岡田さんが演じてられていたのが、1870年代にフランスに実在した詩人「アルチュール・ランボー」でした。
そのアルチュール・ランボー
実はハムレットから「オフィリア」という詩を残しているんです。
帰ってから、その詩を読んでみましたが…
なんとなく…ランボーとハムレットが似ている気がして…不思議な感覚になりました。
「皆既食」また見たいな…