冬馬由美 : 素敵な刺激
数ヶ月、数週間前にチケットを購入し、準備万端整えていると、何故かピンポイントで、その日に仕事が入るという嬉しくも悲しい事態が、過去幾度となくあり…なかなか前もってチケットを購入出来ずにいたのですが…
先日、久しぶりにチャレンジし、舞台を観に行って参りました(*^^*)
三島由紀夫作・宮本亜門演出『ライ王のテラス』です。
ここからは…私の個人的な感想ですので、ご了承下さいね。(^_^)
ずっと観たいと思っていた、宮本亜門さんの演出作品!
やはり素晴らしかったです。
布一枚が、なんと様々な表情を見せるのでしょう。
光が、なんと幻想的かつ空間の広がりを作るのでしょう。
壁が一枚開くだけで、王宮や街中へと自在に変化する舞台背景……月並みですが、凄いなぁと感嘆するばかりでした。
勿論、出演されている役者や舞踏家の方々の演技力に圧倒されたのは言うに及ばずなのですが…
その中でも群を抜いて、私の心をわしづかみにしたのは、鳳 蘭さんの表現力。
所作の優雅さ…そして立ち振舞いの美しさに加え、劇場中に凛と響く声量の凄さ。
それはそれは、一言一句はっきりと台詞が届きます。
なのに強いだけでなく…まるで音楽の様に心地よいリズムと抑揚があるのです。
プロフィールを見てびっくりしましたが、なんと古希でいらっしゃいました!
もう…ホント凄すぎます。(>_<)
ポテンシャルも体力も、きちんと維持し、それらを継続させるには、ストイックに努力することが必要です。
私は、心から尊敬すると同時に、己れへの手綱を、もっと絞めなければ…と、痛切に思いました。
私のヤル気スイッチも、これから咲き誇る桜のように、魅力全開で突き進みたいです!
p(*≧▽≦*)q
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