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幻夏 by.立佳


久々に本を一気読みしました。

いつもは電車の移動など時間のあいまあいまでゆっくり読んでいくのですが、今回は止められなくて朝の4時まで読んでしまいました。

その本は、太田愛さんの「幻夏」です。


太田愛さんは私の大好きな相棒の脚本家さんの一人です。
一昨年「犯罪者クリミナル」で小説家デビューし、「幻夏」はそのシリーズの続編として去年発売された小説です。

「犯罪者クリミナル」で捜査を供にした相馬・修司・鑓水が再び事件に巻き込まれるのですが、捜査をしていくうちに悲しい真実が明らかになっていきます。




私が「犯罪者クリミナル」にも「幻夏」にも共通して感じることは「贖罪から逃げることが最大の罪」ということです。


人間は誰もが罪を犯してしまいます。

法に裁かれるような大きな罪を犯してしまう日が来ないとも限りません。

悪気がなくてもちょっとした不注意で事故をおこしてしまうかもしれません。

法には触れなくても、人を深く傷つけてしまうかもしれません。


そんなとき、もしその真実と向き合わずに逃げたら・・・・

逃げたせいで新たな罪や、新たな被害者、新たな加害者が産まれるかもしれません。



自分がどれほどのことをしてしまったのか、贖罪の方法を与えてもらえたのであればそれを素直に受け止め、贖罪の方法を自分で探さなければいけないのであればそれが見つかるまで背いてはいけない。



「悪いことをしたら謝りなさい」


子供のころは当たり前だったことが、大人になって環境がかわり、守るものが増えれば増えるほど難しくなってしまうのかもしれません。

だからといって罪を隠したり、贖罪から逃げることは、自分にとっても相手にとっても新たな悲劇の引き金になってしまうと思います。




一人一人が贖罪から逃げたことで、傷つく必要のない人がたくさん出てきてしまう。

「幻夏」は、日ごろミステリーを読んだり、見たときに、常に私が感じてることを最悪の形として具現化してくれた作品だったと思います。


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冬馬由美 : Happy Valentine


今や国民的行事となったバレンタイン。


楽しかったり、大変だったりと…人によって色々でしょうが、男性にしても女性にしても、心穏やかとはいかない季節ですよね。



『告白チョコ』として、女性から男性へ愛のチョコレートを渡すことを宣伝し、バレンタインチョコを売り初めた会社がどこなのかは、諸説あるそうですが…日本でのバレンタインは、この風習がしっかり定着しました。

ですが…諸外国では少々異なります。



私が子供の頃、アメリカで初めて体験したバレンタインは、ミニカードに
自分の名前を書き、クラスメイトみんなで交換し合うものでした。

またその日の夜は、父の友人がプレゼントを持ってやって来て、我が家でバレンタインパーティーを開きました。



この様に…友人同士または恋人同士で、花やキャンディーなどを贈ったり、パーティーをしたりと表現方法は様々ですが…いずれにしても、愛情はもちろん、日頃の感謝をの気持ちを伝え合うイベントなんですよね。



義理チョコ・友チョコ・ご褒美チョコ…日本流バレンタインも良いですが、今年は是非、いつもお世話になっている方に、きちんと感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?




皆さんにとって、楽しく、そして暖かいバレンタインとなります様に……☆



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